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SFCスピリッツ
2006.12.20

新しいフェアトレード:私の挑戦

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新しいフェアトレード:私の挑戦

ジュートバッグ山口絵理子さん
株式会社マザーハウス 代表、2004年総合政策学部卒業

SFCで開発経済学を学び、4年生の時にインターンをしたワシントンの国際機関で「現場を知りたい」と思いました。卒業後すぐにアジア最貧国バングラデシュの大学院で初の外国人生徒として2年間勉強しました。その期間、現地で出会ったのは黄金の糸と呼ばれる、ジュート(麻の一種)。同時に汚職に塗れた政治の為に、莫大なる援助が求める人の手に届かない現状を目の当たりにした。そして悩んだ末、「ビジネスを通じた国際貢献をしよう!かわいいジュートバッグを作ろう!かわいそうだから買ってもらうフェアトレードではなくってただ単純に欲しいなって思えるような商品をここから輸出するんだ!」そう決意しました。工場探しからはじまり、デザイン画、サンプル生産、素材調達、やり直し、労働環境の改善、その間に洪水もストライキも裏切りも機械の故障もライバルも次々に襲ってくる。

だけど2006年1月にできあがったジュートバッグをもって日本へ帰国。そして2ヵ月後に株式会社マザーハウスを設立しました。「かわいい」「かっこいい」から途上国のイメージを払拭し、貧富の格差の縮小に貢献し、よりよい世界を実現する社会性のつまったバッグ屋さんが今の私のフィールドです。

→株式会社マザーハウス

(掲載日:2006/12/20)