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SFCスピリッツ
2007.06.27

学生時代に基礎を作る

SFCスピリッツ

学生時代に基礎を作る

黒田由加さん
株式会社東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー
2002年政策・メディア研究科修士課程修了

日本文学科で現代日本語文法のゼミで勉強するうちに自然言語処理に出会い、その魅力に惹かれてSFCの修士課程に入学。石崎俊教授の研究室で日本語解析や対話理解に関する研究をしました。修士課程修了後は東芝研究開発センターで機械翻訳に関する研究開発に従事しています。東芝では古くから日本語・英語の機械翻訳システムを開発し、翻訳サービスやパッケージソフト「The翻訳」シリーズとして製品化しています。現在はそのニーズから中国語翻訳にも力を入れています。中でも私は日本語を中国語に翻訳するための知識、辞書に関する研究開発を行っています。

そこでは、SFCで勉強した自然言語処理がベースにあるのはもちろん、学部時代に勉強した日本語文法や第二外国語として学んだ中国語の知識が基礎になっています。この仕事に携わることになって、大学や大学院で勉強したことに何一つ無駄なものはなかったと改めて思うと共に、そういう仕事に携わるチャンスに恵まれたことを幸せに思います。また、数年前から、委託研究という形で、総合政策学部重松淳教授と研究室の学生さんと一緒に研究活動を行っています。語学の研究室でありながらIT系にも強い・・これもSFCならではだと思います。東芝の技術とSFCの幅広いリソースとの融合で、多くの人に役立つ技術の研究開発につなげていきたいと考えています。

私自身は・・といえば、昨年、長女を出産。約1年の育児休職を取得し、今年の4月に復職しました。休職中はどっぷりと「専業ママ」生活につかりました。子供を保育園に預けて復職するのはとてもさびしく、葛藤もありましたが、復職して2ヶ月、朝、子供とバイバイすると仕事モードに切り替わり、夕方、仕事を終えて保育園に向かう時には100%ママモード。子供に早く会いたくて、自然と足取りも速くなります。子供に癒され、子供にエネルギーをもらい、また、仕事という自分の世界を持つことで、自分自身も活き活きできるし、生活にメリハリもでき、子供と離れる時間があることでなお一層子供との時間が大切に感じられるようになりました。今後は、子供と一緒に勉強して、自分の基礎を固め、広げていきたいと思っています。

→フレッシュアイ翻訳 (ここで東芝の中国語翻訳をお試しいただけます)
→The翻訳ホームページ

(掲載日:2007/06/27)