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SFCスピリッツ
2007.06.20

まだ、夢の途上。

SFCスピリッツ

まだ、夢の途上。

琴坂将広さん
マッキンゼー・アンド・カンパニー、フランクフルト
2004年環境情報学部卒業

トロントでの同期研修、中央最下が筆者。(日本、アルゼンチン、韓国、中国、カナダ、アメリカ、メキシコの同期)
トロントでの同期研修、中央最下が筆者。
(日本、アルゼンチン、韓国、中国、カナダ、
アメリカ、メキシコの同期)
SFCを卒業して二年半が経ちました。私は今、成田空港にいます。

自分達の会社をやっていたSFC時代、学者になりたい、国を超えて活躍できる研究者になりたい。そう我が侭を言い、一度は立ち上げに参加した会社を辞め、卒業と同時にマッキンゼーという組織に参加しました。経営学者という夢を直接追わず、あえて最初にこの道を選んだのは、広い視野を持ち、実業に即した研究成果を上げることが出来る国際的な研究者になりたいと考えているからです。東京、大阪で8つのプロジェクト、そしてヨーロッパに転勤してからは、フィンランド、サウジアラビア、フランス、ノルウェー、そしてドイツで5つのプロジェクトに参加し、経営課題解決のお手伝いをさせて頂きました。毎日は激動です。国境を意識することもありません。非常に優秀なチームメンバーと、国境を越えてビジネスを展開するクライアントと過ごす時間は何物にも変えがたい成長の機会となっています。

課題を中心に捕らえ、それに関連するあらゆる知識と事実を収集し、それらを体系化することで解決に結びつける。今実践しているこのプロセスは、SFCで学んだこと、SFCが目指すことにとてもよく似ています。SFCで同じ時間を共有した私の同期生も、みなビジョンを持ち自分の夢の実現のために前進しています。これからも、彼らとお互いに刺激しあいながら、私も遠回りですが、自分の夢のために日々進んで生きたいと思います。

参考URL:
→マッキンゼー・アンド・カンパニー (グローバルサイト)
→「マッキンゼー ITの本質」 (一年目に、編著に関わった著作物です。)

(掲載日:2007/6/20)