MENU
SFCスピリッツ
2008.10.22

世界の中の日本って?

SFCスピリッツ

世界の中の日本って?

山崎勝則さん山崎勝則さん
株式会社フィッツコーポレーション 海外営業部チーフ
2002年総合政策学部

私は株式会社フィッツコーポレーションという化粧品・香水の輸入卸及び製造販売の会社に5年前に転職し、部署立上げから現在に至るまで、海外営業部の仕事に従事しています。社員の平均年齢が27歳という若さなので、皆エネルギーにあふれ、独創的な流通戦略や商品政策が弊社の強みとなっています。

月並みですが、本当に世界は広いです。私は現在までに新規開拓や既存の取引先回りでアジア・欧州・北米・南米など、約30カ国を訪問しました。自社の商品やビジネスという「軸」を通してみる世界中の国々とそこに住む人々は、私の脳を日々揺さぶってくれます。いくらグローバリズムにより世界経済がより緊密になろうとも、インターネットにより、コミュニケーションの距離が縮まろうとも、各国の特色や文化が全て消える事は永遠にないでしょう。

では、日本はどうか?

私は世界中の人々と議論する中で、近年、「日本」という国が世界で見直され、再定義されてきているのではないか?と思っています。メディアでもよく論じられる事ではありますが、ビジネス上においてはすでに「働きすぎ」や「まじめ」といったような事がポジティブに考えられています。また、そんな「経済大国」、という印象の強い国から発せられる文化は、伝統的なものからポップカルチャーまで、世界に浸透しています。日本人が考えているよりも、世界において日本は尊敬されているのです。

そういった事を実際に聞き、見て、肌で感じながら、世界でも技術力があるといわれている「日本の化粧品」を通して、より多くの国の人々に日本を知ってもらっている。これが私の現在のモチベーションとなっています。これからも自分の中のベンチャー精神と好奇心を忘れずに、日本の窓口の一人として、日々邁進していきたいと思います。

株式会社フィッツコーポレーション
http://www.fits-japan.com/

(掲載日:2008/10/22)