「言語・看護・文化を考える」

慶應義塾大学看護医療学部教授
杉本 なおみ

世界の共通言語である英語を自由に駆使できるように工夫された集中学習を提示し、さらに学習者が関心のある文化や歴史の中でも活躍できるように、広く世界の言語を学べる機会を設定しています。
また、看護医療学部の語学教育は英語のみでなく、他学部の協力を得て、アラビア語、スペイン語、イタリア語、中国語、ドイツ語、フランス語など多くの言語を選択し、学習することができます。

言語・看護・文化

「言語・看護・文化」プロジェクトでは、医療場面における言語や文化の働きについて、コミュニケーション学の視点から考えます。研究テーマは「ガーナでのマラリア予防プログラム」「児童向け『食育』ゲーム」「『模擬居酒屋』を用いた社員向け健康教育」「米国在住の日本人が抱える医療機関受診上の問題点」「在日中国人妊婦に対する文化的支援」など多岐にわたります。

 

「プロジェクトI・II」では、4年間の学習の集大成である卒業研究に取り組みます。キャンパスを飛び出し、合宿形式で研究の中間報告をすることもあります。