総合政策学部松原弘典准教授が「平成25年度第20回前田工学賞」を受賞

2013年04月11日

受賞論文中の分析図
受賞論文中の分析図
総合政策学部松原弘典准教授が、2011年に執筆した博士論文「日本の建築界における中国認識-建築メディアにおけるその構造-」で、平成25年度第20回前田工学賞を受賞しました。

この賞は、公益財団法人前田記念工学振興財団が、工学のうち土木および建築に関する全国の博士学位論文について、社会的にも有用性の点からも優れた論文を2つの分野から毎年1点ずつ選定するものです。

受賞は4月9日に発表され、6月14日に授賞式と受賞者講演が東京大学伊藤国際学術センターで行われます。なおこの博士論文は2012年に鹿島出版会より「未像の大国-日本の建築メディアにおける中国認識」というタイトルで書籍出版されています。

松原弘典准教授のコメント

はじめて中国の地に足を踏み入れたのは1991年、大学2年生を終えた春休みの20歳のときでした。それから何度も彼の地に旅をし、41歳になってこの博士論文「日本の建築界における中国認識-建築メディアにおけるその構造」を書き上げることができました。
ずっと自信がなかったのです。こういう分析をしていいのだろうかとか、自分の時間をこういうことに割いていいのだろうかとか、そもそもこういう研究をしてだれが読んでくれるだろうかとか。受賞は自信になり、少しはこれでいいのだと開き直れそうです。
この受賞は私にとって、30代のほぼ10年間をかけて考えてきた思考からもう卒業してよい、と言われたように思えます。そろそろ中国からは少し離れて、後ろを振り向かず、前に進んでよいと言われている気分です。大いなる感謝の念とともに、謹んで賞をいただこうと思います。

 

→公益財団法人前田記念工学振興財団

→鹿島出版会:『未像の大国-日本の建築メディアにおける中国認識』

総合政策学部准教授 松原弘典
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発信者: 湘南藤沢事務室 総務(広報)担当