総合政策学部松原弘典准教授・環境情報学部長谷部葉子准教授らが科学技術分野の文部科学大臣表彰で科学技術賞(理解増進部門)を受賞
2013年04月11日
総合政策学部松原弘典准教授、環境情報学部長谷部葉子准教授らが「平成25年(2013年)科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)」を受賞しました。対象となった業績名は「アフリカでの学校建設による日本の建築技術の持続的普及啓発」です。これは、松原弘典研究室・長谷部葉子研究室を中心に、2008年より継続して行っているコンゴ民主共和国での小学校建設活動が評価されたものです。
科学技術賞(理解増進部門)は、日本の文部科学省が、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、日本の科学技術水準の向上に寄与することを目的とするものです。
受賞は4月8日に発表され、今月16日には文部科学省で表彰式が行われる予定です。
先生方のコメント
本業績は、日本の大学研究室を基盤に、日本人大学生を毎年アフリカのコンゴ民主共和国に派遣し、現地のボランティアや大学生と一緒に「アカデックス小学校」という名前の私立小学校を建設・運営することを通じた、アフリカの発展途上国における日本の理解増進活動です。そこでは、「日本の建築技術」として、ローカルな材料を使いつつ先端なデザインをめざす建築の「設計技術」を松原が、実際に自分たちが作った建物を対象にそれをうまく使いこなす「使用技術」を長谷部が、コンゴの土着的な状況を取り込んだ校舎建設のための「施工技術」を鈴木啓氏(ASA代表)がそれぞれ担当し、コンゴに無理のない形で持続的に技術を普及啓発してきました。これら3つの技術は、学生やボランティアといういわば「半素人」を通したものであるために最先端の技術ではないですが、そのためにむしろコンゴでは取り入れやすい持続可能なものになっています。また従来の大型の政府間援助に比べて小型ながら具体的であり、そのことが建築技術と教育活動を一体的に海外途上国で普及させることに寄与していると言えます。去年の建築学会教育賞に続き、より広いステージで評価を受けたことを一同うれしく思っています。SFCのみなさんも参加しませんか。
→文部科学省:平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等の決定について
総合政策学部准教授 松原弘典
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環境情報学部准教授 長谷部葉子
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発信者: 湘南藤沢事務室 総務(広報)担当