これからの大学について語る「リアル熟議7.24」開催

2010年08月02日

7月24日(土)日吉キャンパス 来往舎にて、湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生の主催による「リアル熟議7.24」(主催 リアル熟議を実施する学生の会 、共催 文部科学省、NPO法人カタリバ、慶應義塾大学SFC金子郁容研究室)が開催されました。テーマは、「大学はもういらない?〜私たちと大学はいかにあるべきか〜」で、大学入試制度、大学内の学習・研究や活動、就職と進学という3つの分科会に分かれて議論を深めました。

「熟議」とは、問題に関わる多くの当事者が集まり学習・討議することによって政策を形成していくもので、現在、文部科学省でも、学校・家庭・地域の教育現場の方々の声を集め、この「熟議」を通じて教育政策を作り出す取り組みが進められています。
(参考:http://jukugi.mext.go.jp/

当日は、高校生、大学生・大学院生・企業人(経営者、人事採用担当者)、研究者、大学職員、NPO関係者等、10代〜70代までの幅広い年齢層の多様な参加者から構成される約100名が4時間にわたり大学が抱える問題について、問題発見・問題解決に向けて、熟議を行いました。

ゲストには、鈴木寛 文部科学副大臣、田村哲夫 学校法人渋谷教育学園理事長、小林浩 株式会社リクルート「カレッジマネジメント」編集長、金子郁容 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授を迎え、参加者とともに活発な議論を行いました。

入試に関する議論では、高校生から、進学の先の職業・就職に関する情報がもっとほしいといった意見が出され、高校の教員やオープン・キャンパスを主催した学生からも、大学が提供したい情報と高校生が求める情報に乖離がある旨指摘がなされました。

就職に関する議論では、学生の主体性が醸成されるために、本熟議のように、学生、教員、企業人等との間で情報交換、意見交換する場があるとよいといった意見も出され、熟議の結果「新・大学職業体験プログラム」等の提案がなされました。

鈴木副大臣からは、「全国に数多くある大学の中で、慶應義塾大学が、大学熟議の口火を切ったことは、非常にすばらしい。大学革命史に残る画期的な取り組みだ。現場発の大学改革を進めるべく、今後の活動に期待をする」との感想がありました。

鈴木副大臣を囲んだ熟議の様子

参加者の様子

金子教授、鈴木副大臣をはじめ運営メンバーの集合写真

 

発信者: 湘南藤沢事務室 総務(広報)担当