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SFCの現場
2014.09.29

渡辺賢治研究会

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研究領域キーワード

ヘルスケア、漢方、健康政策、東西医療の融合、まちづくり

 

 

 

 

 

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どのような研究をしているのですか?

「治未病」という言葉を研究の軸に人々がどのようにすれば病気になる前から健康意識を高め、健康な状態を長く保って、社会とのつながりを持てるようになるのかを考えています。
 
渡辺賢治研究会の活動は大きく以下の二つに分類出来ます。
1.神奈川の県西地域の温泉や豊富な自然を活かし、「治未病」実践の場とすることを通じて地域の活性化に取り組んでいくことを目的に構成された「県西地域活性化推進協議会」の中で学生がやりきれるプロジェクトへの参加。
2.高い完全性から日本の生薬、漢方にビジネスチャンスがあると考え、漢方生薬や漢方の栽培から流通、販売にいたる様々なバリューチェーンに携わる企業やいくつかの県で構成された「漢方産業化推進研究会」と共に行うヘルスケア産業の推進に関する研究。
 
これらの活動に参加することで、日本の高齢社会と共生するための研究を行っております。
 
 

 

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研究室の一日を教えてください。

毎週木曜日の3〜4限にその週に行った課外活動の報告や今後、どのような活動を行うべきか等の話し合いを行っています。
 
 

 

先生はどんな方ですか?

渡辺先生は学生の力を信じてくれる大人だと感じています。
先生はよく日本のトップを走るその領域の第一人者と議論をする機会を与えてくれます。
そのような機会の後、先生は「君たちが日本社会に対して出来ることはなにか?」と尋ね、私たちの意見を丁寧に聴き、またその意見を実現出来る場を提供してくれます。
このように私たちの発想を信じ、私たちを将来の日本について考える同志として扱うその姿勢にはいつもシビれます。
 
 

研究室ならではのキーワードはありますか?

渡辺教授は今後さらに加速する高齢社会を見据え、私たちによく「君たちの将来は暗い」と仰います。
そして、「未来に対する当事者意識を持て」、「学生だからこそやれることがある」と未来を見据えた行動に対する重要性を繰り返し私たちに投げかけます。
 医療現場の現実を知る先生から発せられる言葉は、私たちに当事者意識を芽生えさせ、常に刺激を与えて下さいます。また、学生という自由な立場だからこそ実現できる、自由な発想やスピード感を意識することの重要性を改めて認識させてくださいます。こうした言葉は、学年問わず自由闊達に活動を進める研究会活動の原動力となっています。
 
 

リポーター 渡邊貴裕さん (環境情報学部  4 年) 

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