SFCの現場
奥田敦研究室
研究領域キーワード
イスラーム、アラブ、法、文化、社会、宗教、言語、経済、歴史、教育、建築、芸術……など、研究領域は問いません!
どのような研究をしているのですか?
奥田研には1と2があり、まず1では「アラブ世界訪問プログラム」(SFC生がアラブを訪問)と「アラブ人学生歓迎プログラム(ASP)」(アラブ人学生をSFCに招聘)という相互交流活動が中心です。この他にも映像作品製作、アラビヤ語教材作成、アラビヤ語マルチメディア辞書DB構築など、日本とアラブがコラボレートする実践的なプロジェクトが盛り沢山です。
一方の2では、学生が個人研究テーマを掲げ、文献や実地調査による研究と発表を行ないます。イスラーム及びイスラーム圏に対する理解、更にはイスラーム的なものの見方、考え方を、様々な研究領域を扱いながら深めていくのが目的です。
研究室の一日を教えてください。
研究室の真ん中には、大きな机がひとつあります。プロジェクトや個人研究などの作業から他愛もないお喋りまで、あらゆる出来事が日々その机の上で起きます。金曜日には研究会の授業があり、毎月1度は食事会を開きます。こうしていつも賑やかな奥田研ですが、ASP期間になると更に賑やかです。研究会の学生にアラブ人学生も加わり、朝から晩まで活動します。とにかく常に人がいて、会話と笑顔が絶えない毎日です。
先生はどんな方ですか?
あるアラブ人学生に「奥田研はまるで家族のようだ!」と言われたことがありますが、その一家の「大黒柱」が奥田敦先生です。日本にいてもアラブにいても、常にひとりひとりの学生と向き合い、時には優しく、時には厳しく指導してくださいます。(学問についてはもちろん、人生についても!真摯に相談に乗ってくださいます。)日本人学生だけでなく、アラブの学生からも尊敬される「熱くてかっこいい!」先生です。
研究室ならではのキーワードはありますか?
奥田研のキーワードは「大きな我々」です。『国、言語、宗教など、あらゆる差異を越えたところにある「人間」としての根本的なつながりを取り戻し、何ものにも囚われない「大きな我々」として新しい時代を築いていく』これが奥田研のテーマです。交流活動でも、個人研究でも、そこには常に「人間としての学び」があります。その学びを受け取った自分は「ひとりの人間として」どうするべきなのか。まずは自分が変わり、そこから世界を変える可能性を実践的に拓いていくというのが、奥田研の目指す学びの姿です。
※写真は2008年度ASPで製作した奥田研オリジナル「我々パーカー」です。奥田研の学生とASPで招聘されたアラブ人学生がお揃いで着用しました。
リポーター
秋山知穂さん 総合政策学部4年
→奥田敦研究室
→2008年度アラブ人学生歓迎プログラム(ASP2008)
(掲載日:2009/03/31)
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