MENU
入試

未来構想キャンプ

SFC未来構想キャンプとは?

SFCでは、 今年も「未来構想キャンプ」を開催します。「キャンプ」は、現場で自分たちの能力や経験を活かし、創意くふうを行動に結びつけることの重要性を学ぶ環境です。SFCが標榜する、さまざまな問題へのアプローチには、「実行力」が求められます。「キャンプ」は、あらかじめ準備されていますが、具体的な動きは、現場の状況に応じて即興的にデザインされます。私たちは、柔軟な発想やヒラメキは、予期せぬ形で、そしてしばしばインフォーマルな場所で生まれることを経験的に知っているのです。その意味で、「キャンプ」では、人と人とのコミュニケーションを理解するためのヒントもたくさん見つかりそうです。そもそも、「キャンパス」も「キャンプ」も、「平らな場所・広場」を意味する、ラテン語の「カンプス(campus)」から派生しています。大学における知的活動の本質は、自由闊達な議論をつうじて、特別な時間を分かち合うことなのです。「未来構想キャンプ」は、多様な知識や知恵がぶつかり合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えるための場所です。「キャンプ」に集う仲間たちとともに、頭も身体も忙しく動かして、もう一歩、未来に向かってすすみましょう。

  • 対象は高校生となります。
  • 申込者多数の場合は選考を行いますので、予めご了承ください。
  • ワークショップにおいて顕著な活躍を見せた高校生に対して表彰を行います。

2017未来構想キャンプ@SFC.JPG

お知らせ

・8/7 未来構想キャンプ2017 WS06の優秀賞受賞者を発表いたしました。

WS06優秀賞受賞者発表

・8/2 未来構想キャンプ2017 WS01-05の優秀賞受賞者を発表いたしました。

優秀賞受賞者発表

・6/21 未来構想キャンプ2017 Eメールにて結果通知を送信しました。

・6/12 未来構想キャンプ2017の募集を締め切りました。

※応募された方で、受信確認メールが届かない方は、未来構想キャンプ担当までご連絡ください。 

・5/12 2017年度募集を開始しました。〈募集締切 6月12日(月)正午まで〉

・4/21 2017年度開催日程を公開しました。

1. 未来構想キャンプ 詳細

対象 高校1年生~3年生
日程

2017年8月2日(水)9:00-17:30

会場 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)

2. 未来構想キャンプ【滞在型】 詳細

対象 高校2年生
日程 2017年8月2日(水)~3日(木) (1泊2日)
会場 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)

1,2共通 注意事項

  • 応募できるワークショップはいずれか1つです。
  • 申込者多数の場合には、選考を行います。
  • ワークショップにおいて顕著な活躍を見せた高校生に対して、表彰を行います。
 

1. 未来構想キャンプ

9:00 ~ 9:25 集合・全体ガイダンス(8:30受付開始)
9:30 ~ 12:00 ワークショップ(午前の部)
12:00 ~ 13:00 昼食(全体)※昼食は参加者負担です
13:00 ~ 16:00 ワークショップ(午後の部)
16:00 ~ 17:00 各ワークショップによるプレゼンテーション
17:00 ~ 17:30 総合政策学部長・環境情報学部長 講評
 

WS01:ファブ入門ワークショップ ~うつくしい・つよい・つくりやすいを共存させる~

ワークショップでは、モノづくりの中での「柔らかさ」の面白さを体験してもらいます。
例えば、建築は頑丈であると同時に「柔軟性」も求められます。法隆寺の五重塔は背骨のように柔軟な構造をしています。地震の多い日本で1300年以上も建ち続けていられるのは、この「柔らかさ」による強さなのです。また東京ドームのように空気で膨らむ「柔らかい」素材でできた建築も存在します。都市計画には公園、緑地帯等、自然を配置する計画が必ず含まれています。硬質な都市の中に於いて、緑、土、鳥などの生き物たちは「柔らかな」存在としてとても重要なのです。身近な例としてキッチンでは、かつて木・金属・ガラス素材が主流だったところに、プラスチックやシリコンという「柔らかい」素材で出来た調理器具が登場し、より安全で便利になりました。またカフェなどで「柔らかい」ソファー席が好まれる理由を探ることは、デザインを考える上でとても大切なことでしょう。
このワークショップは限られた材料を使って、柔らかさと美しさと強度を同時に満たすデザインを探り、手を動かしながらつくるワークショップです。柔らかい素材を用いて美しい立体を制作してもらいますが、同時に自立させるために充分な強度がなければなりません。また製作時間の制約と、使う材料に制限がある中で効率的な部材の組み方を考えなければなりません。

担当者:オオニシタクヤ(環境情報学部)、鳴川肇(政策・メディア研究科)
定員:20名程度

WS01.jpg

 

 

WS02:ケース討議型マネジメントワークショップ~経営の最前線を垣間見る~

経営というと、営利企業の経営を思い浮かべるかもしれません。しかし、経営の考え方はあらゆる人の活動や社会に対して貢献することができます。社会変革、政府改革、非営利組織の経営など、人が集団で組織として行動するところには、必ず経営学の知見が生かされています。
 経営学は、伝統的には商学や会計学といった金銭に関わる狭い領域を専門的に研究してきた学問です。しかし複雑化する世界と影響力を増す多国籍企業の台頭を背景に、社会学、経済学、認知心理学、さらには脳神経科学や人口動態論など幅広い学問体系が応用される巨大な理論体系に成長してきました。すなわち、現代の経営学は多様な視点から学問の垣根を超えて研究が行われる、非常に学際的かつ領域学的な学問なのです。
 SFCは経営学を学ぶのに非常に適したキャンパスです。社会問題や経営課題の中には様々なステークホルダーの利益相反といったジレンマが深く関わる解決が非常に難しいものがあります。そうした問題を解決するには、あらゆる知を活用し、こうしたジレンマを乗り越え、最も好ましいソリューションを導き出さなければいけません。また、経営に関する重要な意思決定は、基本的に複数の関係者による議論によって行なわれます。これは困難な意思決定には、様々なジレンマを乗り越えるために、創造性豊かなディスカッションが必要となるからです。
 このワークショップでは、高校生の皆さんが実在するある一企業の経営者の視点を疑似体験します。他の参加者、すなわち他の経営者との討議を通じて、経営課題などに対して創造的なソリューションを導き出す意思決定を疑似体験し、経営の本質について理解を深めます。起業や経営、リーダーシップに関心のある高校生のみなさんを、求めています。

担当者:琴坂 将広(総合政策学部)、井庭 崇(総合政策学部)
定員:20名程度

WS02.jpg

 

 

WS03:言語学習環境デザインワークショップ~新しい多言語主義に向けて~

25周年を迎えたSFCでは、多言語主義を言語教育における主要な理念として掲げ、世界の人々と互いに言語文化背景を理解し合い、互恵的・創発的に共存することを重要視してきました。この理念の下で、世界の主要な広域言語(アラビヤ語、中国語、朝鮮語、マレー・インドネシア語、スペイン語、日本語、ドイツ語、フランス語)のそれぞれが英語と同等の位置を占め、集中的に高い水準の実践的言語能力が身につけられるようなカリキュラムが組まれてきました。これまでのSFCの取り組みは、例えば、平高史也、山本純一、古石篤子編『外国語教育のリ・デザイン――慶應SFCの現場から』(慶應義塾大学出版会、2005年)など、複数の情報源から見て取ることができます。
 今年度は原点に戻って、多言語主義の理念と実践についてあらためて考えたいと思います。これまでのSFCの取り組みが先進的であるとしても、そこには自ずと限界や乗り越えられるべき点もあるでしょう。言語のラインアップはこれで良いのか、どのように言語を選ぶのか、これまでの人生の中で積み重ねた様々な言語のバックグラウンドをもつ学生との間でどのように言語学習環境を作るのか、どのような社会とのつながりが望ましいのか、マジョリティ(多数派)の暗黙の前提を踏襲してしまっていないか、そもそも日本社会の多言語状況は現在どのようになっているのかなど、考えるべき点は無数にあります。
 優等生的な模範解答ではなく、これまでのSFCの取り組みを理解した上で、それぞれの人のこれまでの多言語の人生の軌跡や多言語社会への思いが刻み込まれた、内実のある新しい多言語主義の提案が求められています。教員たちと存分に議論して、これからのSFCを作っていきましょう。
担当者:藤田 護(環境情報学部)、野中 葉(総合政策学部)、杉原 由美(総合政策学部)、ペトルス・アリ・サントーソ(総合政策学部)、アロツ・ラファエル・アインゲル(総合政策学部)、マティカイネン・ティーナ(環境情報学部)
定員:20名程度

写真3.jpg

 

 

WS04:ヘルスサイエンスワークショップ~発信!魅力的な健康科学〜

健康長寿社会の実現は人類共通の夢ですが、わが国は超高齢社会を迎え、医療費の増大、人口減少、とくに生産人口の減少など数々の問題を包含しています。SFCには、分子や細胞のようなミクロな世界から、ひとりの人間の身体や心の健康、組織・コミュニティ・社会の健康、医療の情報と政策をつなげるマクロな世界まで、健康に関連するさまざまな科目群や研究会が設置されています。こうしたカリキュラムを有効利用しながら、各学生が分野横断的かつ独自の切り口で、健康にまつわるさまざまな問題に取り組み、未来の健康長寿社会を担う高度な人材に成長してくれることを願っています。 
本ワークショップでは、高校生のみなさんから、未来のSFCの健康教育の中核をなすような、斬新かつ独創的なTV番組の企画を募集します。自分の興味と現在進行形のSFCの健康教育・研究を上手につなぎあわせて、オリジナリティあふれる提案がなされることを期待しています。まずはSFCでどのような健康関連の講義が展開されているかを調べることから始められると良いと思います。
ワークショップ当日は、自分が提案したTV番組の企画紹介を、TV番組制作会社の一員になりきっておこなっていただきます。その後、みんなでディスカッションして、より良いTV番組を練り上げていただく予定です。
人々の健康に興味がある高校生のみなさん!SFC未来構想キャンプへの参加は、未来の健康長寿社会に貢献するための第一歩になるかもしれません。

担当者:牛山潤一(環境情報学部)、黒田裕樹(環境情報学部)、冨田勝(環境情報学部)、青山 敦(環境情報学部)、矢作尚久(政策・メディア研究科)、藤井進也(環境情報学部)、秋山美紀(環境情報学部)、渡辺賢治(環境情報学部)、鈴木治夫(環境情報学部)、仰木裕嗣(政策・メディア研究科)、加藤貴昭(環境情報学部)、諏訪正樹(環境情報学部)、東海林祐子(総合政策学部)、内藤泰宏(環境情報学部)、濱田庸子(環境情報学部)、森さち子(総合政策学部)、水鳥 寿思(総合政策学部)
定員:20名程度

WS04.jpg

 

WS05:観察と表現ワークショップ〜五感で環境をはかる〜

自然環境や社会環境を調査する方法は、その目的に応じて実に様々です。技術の進歩とともに様々な手法が開発されていて、一昔前には考えもしなかったようなデータが採れるようになってきています。例えば、人工衛星から様々なセンサーを用いて地表面などを調べるリモートセンシングや、渡り鳥に発信器を付けて地球規模で渡りの経路を追跡したりする方法は、かつては全く不可能なことでした。しかし、環境調査の基本には私たちの五感があります。色々な坂道を歩いてみれば、傾斜が身体に染みついてきますし、鳥のさえずりが区別できるようになれば、私たちの身の回りに実に様々な種類の鳥が存在していることが分かります。専門家といわれる人々が目的に応じて適切な機材を用い、適切な方法で調査をすることができるのは、知識のみならず、それまでの経験の中で、五感を通して体得していることがたくさんあるからです。本ワークショップでは、環境を調査する手段として機器を使うのではなく、皆さんの五感をフルに活かして環境を切り取ってもらいます。SFCの内外の環境を一緒に調べ、それを元に議論しましょう。

担当者:一ノ瀬友博(環境情報学部)、石川 初(政策・メディア研究科)
定員:20名程度

WS05.jpg

 

2. 未来構想キャンプ(滞在型)

対象 高校2年生
日程 2017年8月2日(水)~3日(木) (1泊2日)
会場 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)

WS06:協奏型ロボット・デザイン ワークショップ~ロボットに感じる「いきもの」らしさ~

人との会話機能を重視したコミュニケーションロボットだけでなく、お掃除ロボットのような、いつも私たちの周りで、付かず離れずちょこまかと働いているサービスロボットもまた、一般家庭に続々と導入され始めています。その一方で、便利だけど愛嬌がない、一緒に暮らすにはロボットまだまだ怖い、という意見も根強くあります。「ことば」による直接的なコミュニケーションができない分、ロボットの目的優先な動きや画一的な反応に、無機質さを感じてしまうのかもしれません。普段、私たちが家族やペットに感じているような「いきものらしさ」をロボットに見出すことができたら、状況は変わるでしょうか?
このワークショップでは、人工物であるロボットに「いきものらしさ」を持たせる方法、デザインを考えます。思わず、時間を忘れて見入ってしまうようなロボットを目指しましょう。まずは、リアルな「いきもの」をじっくりと観察するところから始めます。外見はもちろん、刺激へのちょっとした反応、わがまま、駆け引きなど、ヒントはほんの些細なことかもしれません。そして、そこでの気付きをロボットの外見デザインや動作に落とし込んでいきます。ワークショップでは、SFC オリジナルの教育用ロボットキットを使用します。電子工作、プログラミング、外装デザインから FAB 施設でのプロトタイピングまでを一通り体験しながら、個性豊かなロボットを組み上げましょう。この機会に是非、SFC での学びと実践の楽しさを体感してください。
担当者:高汐 一紀(環境情報学部)、仲谷正史(環境情報学部)
定員:15名程度

camp16_ws06_1.jpgcamp16_ws06_2.jpg

 

●開催概要

  • 参加費は7,000円程度(宿泊費、食費、保険等)を予定しています。
  • 宿泊は湘南藤沢キャンパス 未来創造塾SBC滞在棟1 (4人1部屋、シャワー・トイレ共同)です。
  • SFCの教員、学生が一緒に宿泊します。
  • 食事のアレルギー対応はいたしかねます。

●趣  旨

従来型の one-day キャンプを「未来構想をプロトタイピング」するキャンプとするならば、滞在型の未来構想キャンプは、その先を見据えた「リアルに未来を創造」するキャンプという位置付けになるでしょう。また、滞在型という新たな枠組みをスタートさせる背景には、今まで以上に、首都圏以外の地域からの参加機会を増やしたいという、私たちの希望もあります。1泊2日という時間は、未来を創造するには短すぎるかもしれません。それでも、様々な場所で多様な経験を積んだ者同士が、「キャンプ」にどっしりと腰を据えて今ある問題を見つけ出し、共有し、昼夜を通して知恵をぶつけ合って、創意くふうをし、それを行動に結びつけることができれば、きっと新しい何かが生まれます。この「未来構想キャンプ」での出会いが、 SFC で進行中の研究プロジェクトでのインターンシップに発展するかもしれません。この出会いをきっかけに、高校や大学の垣根を越えた新たな研究・教育プロジェクトがスタートするかもしれません。そんな未来を私たちとともに作っていきましょう。

●お申込みにあたって

・未来構想キャンプ(滞在型)WS06 の一環として、キャンプ終了後から2018年3月までの予定で、環境情報学部 高汐一紀研究会、仲谷正史研究会でのインターンシップを予定しています(表彰者のうち、希望者のみ)。詳しくは、「未来構想キャンプ2017滞在型ワークショップ・フォローアッププログラム」をご覧ください。

過去の開催概要

 

未来構想キャンプに関するお問い合わせ

未来構想キャンプに関するご質問がございましたら、お電話またはEメールにてお気軽にお問い合わせください。

慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部
SFC未来構想キャンプ担当
電話   0466-49-3418
  [受付時間] 平日(月~金) 9:00 ~ 17:30(祝日除く)
Eメール   camp-request [at] sfc.keio.ac.jp

※土曜、日曜、祝日、義塾の定めた休日(福澤先生誕生記念日:1月10日、開校記念日:4月23日)
および大学事務の休業期間は閉室いたします。