MENU

社会イノベータコース

コース概要

様々な場面において、行政にも企業にも対処が難しい社会課題が顕在化し、人間の well being を向上させる、持続可能であり、実効性の高い社会システムの設計や実践モデルの構築が喫緊の課題となっています。しかし、このような社会課題の解決には、「個益(=個人や特定の組織の利益)」と「公益」が相反するものととらえるアプローチでは隘路にはまってしまいます。そこで、本コースでは、社会イノベータを「事業センスと公益センスを兼ね備え、持続性のある、かつ、生産性の高い社会を実現する人」と定義し、多様な主体との協働を実現し、効果的なインセンティブ設計のできる高度なマネジメント能力をもった人材を育成することを目指しています。
コースの特色としては、①ビジネス・環境・社会起業を融合する知識・技能の学習とプロジェクト実践の体系的なカリキュラム、②研究プロジェクト実践によるアントレプレナーシップの醸成、③コースワーク(コース指定科目)による集中学習や遠隔対応科目の活用などがあげられます。また、各地の自治体・企業・団体と連携し、地方創生や地域おこしのプロジェクトを実践することにも取り組みます。社会イノベータは、アントレプレナーシップを発揮して社会の問題解決を担う主体であり、個人、非営利組織、自治体、企業など、その所属は様々です。このような人材が雲霞の如く群がり出ることで社会は変わると信じています。

※「社会イノベータ育成コースの創設」は、文部科学省が実施する2008年度「大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)」(2009年度より「組織的な大学院教育推進プログラム(大学院GP)」に名称変更)に採択され、社会イノベータコースが設置されました。

※ 社会イノベータコースでは、全国各地の地域と連携して、「地域おこし研究員」のプログラムを行っています。

関連プロジェクト科目

  • ネットワークコミュニティ 1/2
  • プラットフォームとイノベーション
  • ヒューマンサービスとコミュニティ

担当者

"*"(アスタリスク)は政策・メディア研究科委員ではないメンバー

  • チェアパーソン 玉村 雅敏
  • 秋山 美紀
  • 飯盛 義徳
  • 一ノ瀬 友博
  • 厳 網林
  • 國領 二郎
  • 琴坂 将広
  • 清水 たくみ
  • 神成 淳司
  • 東海林 祐子
  • 長谷部 葉子
  • 宮垣 元
  • 保田 隆明
  • 山田 貴子*

キャリア・資格等

本コース修了者は、企業・自治体等において経営企画や事業開発・政策調整、社会貢献・CSR・CSV、環境マネジメント等のリーダーや、営利・非営利組織の起業家や戦略スタッフとして、社会を先導することが期待されます。

関連ページ

地域おこし研究員

お問い合わせ

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス 社会イノベータコース担当
Eメール:social-innovator@sfc.keio.ac.jp