環境デザイン・ガバナンス(EG)

本プログラムは、日常の生活空間から地球規模のシステムまでを含めた環境を対象に、様々な社会問題の解決を目的にした計画とデザイン、マネージメントとビジネス、政策と制度を総合的に探求するプロフェッショナルな人材の育成を目指しています。地域の歴史やコミュニティ等の固有性を尊重しつつ、地球規模の環境的な視点を理解し、ローカルからグローバルまで幅広い視野で問題を捉えます。そして先端的なICTを駆使して環境をモニタし、シミュレーションやモデリング技法を使って持続可能な環境の実現のためのデザインを模索し実現可能な施策を検討します。そのために4つのサブプログラムを設けます。

  1.  地球環境:地球環境問題を中心とした環境問題とエネルギー問題の分析と影響評価を行い、低炭素社会へ移行するための問題解決の方策を研究する。このために政策的、経済的、社会科学的分析手法と、理学、工学的技術開発を融合します。
  2. ジオインフォマティクス:GIS(Geographic Information System)、RS(リモートセンシング)を介した情報蓄積、表現、分析などの技法、さらにモデリング手法、シミュレーション、合意形成手法、計画技術などを通じて、経済効果、環境効果、社会効果が兼ね備えた発展計画とビジネスプランの企画立案と政策形成を図ります。
  3.  都市:都市と地域環境を対象に、意思決定のプロセスに有効に働く計画技法や事業実施の方法を探究するとともに、公共団体や地域社会、企業あるいは国際機関など、実際の事業実施のステークホルダーとともに都市・地域再生の手法を研究します。
  4. 環境デザイン:建築・都市計画・ランドスケープを横断し、今日の環境と空間の問題に応えるためのリサーチ、プラニング、デザイン、社会システムを探求します。住環境デザイン、建築遺産、資源マネージメント、空間知能化、仮
    想デザイン等の方法論を深めます。

2009年春「社会イノベータコース」設置

2009年春、修士課程に社会イノベータコース を設置。社会起業の発想、炭素排出権取引のメカニズム、情報時代における地域社会再生の手段などについて、理論学習と現場における実践経験を重ねることで、行政でも、ビジネスでも非営利組織でも必要とされる、事業センスと公益センスを兼ね備えた人材の輩出を目指しています。

2011年春「環境イノベータコース」設置

2011年春、環境イノベータコースを設置しました。アジア・アフリカ諸国における気候変動への緩和・対応策を実践的に研究し、事業センスと公益センスを兼ね備えた環境リーダーを育成します。*「低炭素社会デザインコース」は2011年度より、本コースへ統合されました。

関連プロジェクト

  • 環境デザインの手法開発とその支援システムの構築
  • 環境とビジネスのイノベーション
  • アーバン・リノベーション研究
  • 環境と開発のジオインフォマティクス
  • グローバル環境システム
  • アーバンリモデリングデザイン

(参考)塾生HP:【SFC】履修案内・講義要綱・時間割>政策・メディア研究科>大学院プロジェクト科目 担当者・登録番号表(PDF)

メンバーリスト

2013年度4月現在
*印は研究科委員、◎印はチェアパーソン

氏名 職位 専門分野
*◎池田 靖史 教授 建築・都市設計
*一ノ瀬 友博 教授 景観生態学、景観計画学、造園学、農村計画学
*大江 守之 教授 人口・家族変動論、都市・住宅政策論
*大木 聖子
准教授
地震学、災害情報、防災教育、災害科学コミュニケーション
*大前 学 教授 機械工学(機械力学・制御、自動車工学)
*厳 網林 教授 地理情報科学、都市・地域環境、持続可能科学
*小林 光 教授 環境政策論,エコまちづくり,環境経済論
*小林 博人 教授 建築・都市設計
丹治 三則 専任講師 環境工学
*中島 直人 准教授 都市計画、都市デザイン、まちづくり、都市史・都市論
行木 美弥 准教授  環境政策、環境工学
*古谷 知之 准教授 統計学、観光政策、交通政策
松川 昌平 専任講師  建築設計、アルゴリズミック・デザイン、設計プロセス論
松原 弘典 准教授 建築設計、デザイン理論

サブメンバー:

氏名 職位 専門分野
*片岡 正昭 教授 地方政府論、データサイエンス

プロジェクト参加教員(他学部・他研究科所属教員、非常勤教員、特任教員等):

氏名 職位 専門分野
武山 政直 教授 -
浜中 裕徳 特任教授 地球環境政策、気候政策
渡邉 正孝 特任教授 エコシステムモデリング、流域環境管理、地球環境学、持続可能科学

→教員検索(教員プロフィール)

キャリア・資格等

景観・建築・都市設計エキスパートや行政、環境、都市開発、不動産、運輸、流通分野におけるプランナーや研究者としての活躍が期待されます。建築・環境デザイン分野の所定の単位を取得することにより、一級建築士の国家試験の受験資格が得られます。
また、政策・メディア研究科「低炭素社会デザインコース」、「社会イノベータコース」の所定の単位を取得することにより、「低炭素社会デザイン」、「社会イノベータ」のサティフィケートが得られます。