ICT先端融合研究コース
情報社会の急速な発展により、情報科学技術分野の多様化が進むとともに、育成する職種に対する要請は多様化しています。特に修士以上の学位を取得した高度な情報科学技術に関する多様な専門性を有する人材の需要は増大の一途をたどっています。このような背景のもと、「体系的知識と科学的手法を体得し、問題発見解決型のリーダーシップを持ち、多様性・流動性を持つ博士レベル人材」を、大学院教育を通して供給することが本コースの目的です。この目的を達成するため、情報科学技術という原点を共有するが大きく異なったアプローチで教育を実施している東京大学大学院情報理工学系研究科と慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科が、各々の特徴を生かしつつ、密に連携した大学院教育を実現します。
本コースでは、両大学院において、情報科学技術の各専門分野における研究教育、システム創造および理論創造のための基礎理論、基本知識、基本技能の習得に加えて、説明能力、論文(特に英語論文)執筆能力、外国人とのコミュニケーション能力向上など、社会との関わりに必要とされる能力をもつ人材育成を行います。特に、国際的な流動性、産学の流動性を指向した適応能力開発を目標とする教育を組織化されたカリキュラム、副アドバイザ制、教育における産学連携、国内外へのインターンシップの実施により実現します。
カリキュラムは、東京大学・慶應義塾大学が連携して初めて実現する、(1)クロス連携して実施する講義・コースワークによる多様性・流動性の教育、(2)両校の特徴を生かす講義・演習を複合することによる科学技術の深化と政策・ガバナンス能力の獲得、(3)大学間短期間相互派遣による学際的な分野への対応能力を含めた適応能力の育成を特徴とします。これらの連携により学位取得者の多様性・流動性に対する適応能力を保証し、その能力を明確化します。本コースの課程修了者は、主たる大学の学位に加え、両校が設定する履修条件を満たすことにより、主・副の大学からのサティフィケート(コース修了証)を取得して、獲得した能力が認定されます。
本コースは、文部科学省が実施する2008年度「大学院教育改革支援プログラム」(大学院GP)(2009年度より、「組織的な大学院教育推進プログラム」(大学院GP)に名称変更)に採択されたプログラムです。
参加研究科
東京大学大学院情報理工学系研究科
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
お問い合わせ
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス ICT先端融合研究コース担当
Eメール:g-staff@sfc.keio.ac.jp