藤沢市民講座
本年も藤沢市とSFCとの共催による生涯教育講座を、次のとおり開催します。藤沢市在住・在勤・在学の方を対象にしております。
今年度においては全ての回、終了いたしました。
2012年度藤沢市民講座「日本の未来と外交」
第1回「日本の通商外交の展望~TPP、日EUEPA、日中韓EPAをどう交渉するか?~」
講師: 渡邊 頼純 (慶應義塾大学総合政策学部教授)
日時: 2012年12月1日(土)14:00〜15:30
日本は「通商国家」であり、「貿易立国」によって今日の繁栄を築いてきた。しかし、GATT(関税貿易一般協定)の最後の多国間交渉であったウルグアイ・ラウンド(1986-1994年)以来、多国間の交渉は成功していない。そのような中で各国はFTA(自由貿易協定、日本は経済連携協定EPAと呼んでいる)をそれぞれの主要貿易相手国と締結し、今やその数は150件を超える。そのような国際環境で日本はどのように通商戦略を展開して行けば良いのか? かつて実際に首席交渉官としてメキシコとのEPA交渉に携わったSFCの教授が日本再生に向けた通商戦略を提案する。参考文献:渡邊頼純『TPP参加という決断』(ウエッジ、2011年)
第2回「Made in JapanからMade by Japanまで~日本農業の飛躍と国際展開~」
講師: 神成 淳司 (慶應義塾大学環境情報学部准教授)
日時: 2012年12月15日(土)14:00〜15:30
高齢化や後継者不足など様々な問題を抱えている我が国の農業分野は、世界有数の高生産性や高品質という特徴を持ち、最新技術との連携により、今後の日本の成長を促す大きな可能性を持つ。大規模化や莫大な設備投資ではなく、個々の農家の取り組みを技術が支えることで、小規模でも採算性を高め、さらには海外展開をも見据えた取り組みが国内各地で進んでいる。高齢化社会の到来を踏まえ、多様な働き方の受け皿となるという点でも、農業分野の発達は非常に大きな意義を持つ。今回の講座では、これら取り組みの最新動向、研究成果、そして政府や農林水産省の取り組みを踏まえ、日本農業の今後の発展と国際展開について考える。
第3回「EPA(経済連携協定)による看護師・介護福祉士受け入れ問題~人材確保か経済連携か~」
講師: 高木 安雄 (慶應義塾大学健康マネジメント研究科教授)日時: 2012年12月22日(土)14:00〜15:30
少子高齢化の我が国において看護師や介護福祉士をどう確保していくか、大きな課題である。このEPAによる看護師・介護福祉士候補者の受け入れ問題はあくまでもアジア諸国との経済活動の連携強化の観点から進められているが、これまで来日したインドネシア(平成20年度~平成24年度)からの看護師候補者、介護福祉士候補者の国家試験合格者はそれぞれ51名、35名に過ぎず、合格率は13%、7%と低い水準にある。フィリピン(平成21年度~平成24年度)からの候補者も同様であり、合格率は看護師候補者6%、介護福祉士候補者0.3%とさらに低い。アジアとの経済連携はうまく進んでいないが、より良い医療・看護・介護の実現とそのための人材は確保できるのか、その課題を考える。
【会場】慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(交通アクセス)
カッパ館(Κ館)23番教室 *当日、案内看板を立てますのでご確認ください。
【受講料】無料
【交通】構内には駐車スペースをご用意できませんので、公共交通機関をご利用いただきますようお願い申し上げます。
| お申し込み *要事前申し込み 「参加希望日」「氏名」「住所」を明記の上、FAX・Eメール・電話にて下記までお申し込みください。 慶應義塾湘南藤沢事務室 総務(庶務)担当 TEL:0466-49-3404 FAX:0466-47-5041 Eメール:shomu@sfc.keio.ac.jp |
| お問い合わせ 藤沢市教育委員会生涯学習課 Tel:0466-25-1111(内5312) |